PADMIN  ブログ⇒ http://padmin-ananda.jugem.jp/

2008年からアーユルヴェーダ記事を投稿し始めました。インドの滞在経験から学んだ事、アーユルヴェーダ、ヨーガ、カラリパヤットゥ武術と武術医学、薬草学、ナチュラルライフの過ごし方等の 様々な体験談を投稿しています。


プロフィール click

 

1966年大阪生まれ、九州から東北まで各都市で育つ。

1991年頃〜

マクロビオティック料理研究家の友人から料理を教わり、カフェでも手伝う様にもなり、玄米食一筋の時代もあったが、

NY,北海道,カナダ等で、子育て業、生活の様々な変化、様々な体験と気付きから、型ちにこだわらない方向へ健康食の意識が変化する。ローフードは2009年NYで初めて経験した後、これもアーユルヴェーダ式に体質に合う料理で取入れる様になる。

 

2007年〜

カナダ、南インドのクリニックや病院で数人のアーユルヴェーダDrとの元で、多数のマッサージセラピー科、パンチャカルマ、薬学科、診療科、アーユルヴェーダ料理lコース、カラリパヤットゥ武術施術コース、ヨーガTTC(500H) を修了、以後 アーユルヴェーダ講師+ヘルスクッキング&ヨーガ講師として各地でリトリートやワークショップ、クラスを開催、アーユルヴェーダヘルスアドバイザーやアーユルヴェーダ施術、

アーシュラムや東京シヴァナンダヨーガセンター、ネパールのパーマカルシャーでの奉仕活動 等々。。。

PADMIN ayurveda&yogaのオンラインショップを約6年間運営中。

アメリカに移住後(2013年)、一年を通して、勉学と企画、活動のためインド、日本、ネパール、アメリカと渡り活動が増える。

今年から活動を増やし、リトリートが可能な屋久島貸別荘、オーシャンビューゲストハウス屋久島の運営が始まり、日本滞在中は、屋久島を中心に各地でアーユルヴェーダ&ヨーガ指導活動。

 

 


❤Kayoko Thomasからの メッセージ❤

 

 

この度、屋久島リトリートSURYAの初開催に至り、シーター由美子先生を幸運にも御招きする事になりました。

 

そもそも 彼女との出会いは何時だったのか 思い返すと

数年のインド滞在での素晴らしいご縁を授かった中でも、貴重な体験でした。

今も昔も奉仕活動を勤め続けていらっしゃる、由美子先生との出会いは 忘れもしない、静寂な山での アーシュラム滞在でした。

2011年頃でしょうか、初めて出会った時から 彼女の忙しさといったら、半端じゃありませんでした。でも、身軽で何処でも さっと現れ、その人を労る力を持っていらっしゃる方と言う印象は直ぐに見受けられました。

シヴァナンダヨーガのスワミ ゴーヴィンダーナンダが主催するプログラムは、最近マハーサマディーに召されたスワミ ダヤーナンダ サラッスヴァティが所有する場所で (2010年頃から)した。 私が参加する様になったのは、TTCメートに誘われ、数名のスワミ達、スタッフ達と共にそこへ滞在する機会がありました。 そこに外国人の生徒を受け入れる場所がグルガオンという街の近くにアンボリという小さな山側の村に存在していました。それはそれは静寂でスピリチュアルな場所で インドの伝統的な神々の行事、儀式も執り行われる中、ヴェーダンタの理論、瞑想、サットサンガ、ハタヨーガ、ラジャヨーガ全般 等を教えている場所。 

それからすっかり魅了されて、アンボリには毎年の様に3回程訪れ、その度に彼女には大変お世話になりました。とてもアットホームな雰囲気は、 大規模な組織のアーシュラムとは全く違い、個人個人が充実した時間を過ごせる場所でもありました。 

その後、スワミがケララ州のヴァルカラに移られた際も 何度か足を運ぶ事もありました。

2014年1月のアドヴァンスTTC受講の時は一ヶ月間の辛い修業を乗り越えられたのも、色んな場面で、シータ由美子先生が支えになってくれた事に、改めて 感謝の気持ちでいっぱいになります。

 彼女は世界中の生徒達からも親しまれておられ、アーサナの指導のみならず チャンティングマントラ、ストートラム等で使われるサンスクリット語、アドヴァイタヴェーダンタの学習習得、サットサンガ、瞑想等 様々なヨーガ修業を長年において忠実に深く修得されております。 その他 インド以外でも各国各地で忙しく活動されていらっしゃいます。 

 

私もインド、東京で何度も彼女のクラスで指導を受けた事があります。シヴァ神やヴィシュヌ神等の神々の物語も面白く楽しく語ってくれます。

彼女の授業は シーターマー特有の 周りを明るくする愉快な表現力(解りやすい様に)、言葉の中にも愛情がたっぷりと含まれており、誰もが魅了し、ポジティブに生きる事への向上心を繋げて行ける 楽しい時間だと思います。 

 本当にカリスマ的な要素を持っていらっしゃいます。

 

 伝統的なHathaYoga等の基本を元に教えている、Sivananda Yogaが 私には自分の体質には良く合い、数年 本場インドで学び続け、各地で地味に指導も続けていますが、 更にシータ由美子先生は 彼女の元へ勉強に行きたくなる程の熟練講師です。私だけではなく友人の指導者も同じ様に語り 彼女の元へと通っています。

伝統的なヨーガの智慧を忠実に伝える事が出来る指導者は、日本ではまだまだ多くは居ません。

今、とても輝いていらっしゃる方だと思います。

 

人生そのものがヨーガである、理論を学んで真のヨーガ人生に近づく、という意識に芽生える人も 徐々に増えて来ている様にも感じます。 日本の皆さんが、何かのこだわりを持っていらっしゃる様に、古い伝統にも色々と風習からのこだわりがあります。せっかくインドで学んだのですから、聞く耳を持つ事も、エゴを取り除くためにも大事な事なのではないかと思います。

例えば、男性はフンドシ一枚で、瞑想やアーサナの練習ができますが、インドの伝統を重んじる風習では、女性は肌をむき出しにして(水着の様な姿で)ヨーガライフの上でも勿論ですが、その格好でアーサナはしては行けないというならわしがあり

現地では しっかりと規則性に敬意を払います。

小さな事なのかもしれませんが、ヨーガの伝統的風習を実際に知る事は、インドに居なければ 日本でも アメリカでも なかなか体験する=知る事は出来なかった事のひとつです。

 

長年、由美子先生から教わると、伝統を重んじるその認識と何か新しい意識が芽生えて来る事が、多々あります。そこから人は謙虚な振る舞いや 適正に判断された行為が 生活の中から自然ににじみ出るのではないかと思うのです。

 

彼女から習い始めた頃は、サンスクリット語の発音ポイントを知る事もマントラを唱える時に注意が必要な点を、それは細かく情熱を持って伝えてくださいます。

音(意識も含む)を発するという事は振動を奏でる事と同じで 自分で発する波動は (適切な音を選択する事は) 自分の周りにもそれが反響して、自分にも影響を与えることになると 言う事です。

それをキッカケに、どんな言葉でも、口から発する事は 自分にとって、とても大切な要素だと思う様になりました。。。

 

一つ一つの音は偉大なる神:自然:超意識:魂の振動が宿っている という事が認識されると、発音は適正に音に出して行けば、特にサンスクリット音はベースが宇宙の源なので、そのバイブレーションから良い波動と効果が現象的に現れると言われます。(正しくなければ良い効果は得られないという事になりますね。)特に自分を守る為にも=注意を払わないといけない言葉=音なんだという認識に変わりました。

なので、誰もが知ってる、流行(?)あるサンスクリット語の言葉でも、気がつけば、意識して変える様になりました。

適正でない事に気がつけば変えていくのは当たり前ですね。私の人生丸ごと含めて、変化の繰り返しです。

だからと言って、これは間違いだとか強制する物でもないのです。自発的に気がついて修正出来る事のみを自分の中で繊細に扱うのです。

あくまでも、それを価値判断する様な事はなく、寛容な心で全てを受け入れ、そう在り続けたいと願います。

 

未だに私も気付かないで異なる発音をしている事はいくつもあると思います。。。

お気楽な自分ですが、、、、人間完璧ではないと思っていた方が気が楽です。

私も人間ですから、毎回インドに行く度にスローな成長に落ち込む事もあります。それでも 楽しく学んでる事には代わりはありません。 

 

 

長期間にわたり、スワミ達の元で修練を積んだ由美子先生の神の詩は、基本がしっかりと身に付いていらっしゃるので、サンスクリット語の発音も素晴らしく、神聖な響きを内側でキャッチ出来ると思います。私は安心して彼女のチャンティングをいつも楽しみに聞いています。

❤彼女のその美しいチャンティングのCDも販売されたとの事で、もうすぐそのCDが聴ける!!手にする事が出来る!!とても楽しみにしています。 もしかしたらリトリートでも購入出来るかもしれませんよ!!❤

 

先生という尊敬する存在としても勿論ある中で、私自身勝手に思ってますが、お友達としても 日本ではプライベートに温泉行ったり、色んな思い出があります。お互いの色んな人生の悩みを相談し合ったり、、、なんだか私と彼女は 不思議な深みの有る関係で有る事は間違いありません。(個人的意見で失礼します)有り難い事です。

 

 

山有り谷有りを恐れていては頂上の素晴らしい景色を観る事が出来ない様に、それぞれの人生にもその様に生まれた時から仕組まれています。宇宙の法則に受け入れるしか無いのですが、色んな波を乗り越えながらも いかに”善行”と”徳”を積むという行いも、忘れてはなりません。それは、一つのカルマの解消に繋がって行く訳です。 

愛を与える、奉仕を行なう姿勢 見返りを期待しない行為の事を カルマヨーガと呼びます。

自分にも幸せを与える事に等しく、無私と言われる様に離欲と仲良しになる努力をしないといけないなぁ等と いつも自分に言い聞かせています。

 

人生の中で、出来るだけの善行をこなし、

完璧な程美しい風景を観れる事が出来たと感じれる瞬間で 自分の人生の幕を閉じれたら きっと何も言う事無いな と思う今日この頃です。

死を恐れる事は人間普通ですが、

不安、怖れや憎しみ、エゴと言われる要素を取り除く事で、どんどんと心が鮮明になっていけば、真っすぐと前を観始めて、目指す頂上へ進む事が出来るのではと思います。瞑想は、内観の中で心のお掃除として役に立つツールではないでしょうか。

 

このリトリートの総合的ヴェーディックな雰囲気を少しでもお伝えしたくて、今回の素敵な指導者についてまでを

色々な私の意見を交えて お話しさせてもらいました。

 

由美子先生には

本当にお忙しい合間に、このコラボとしてのリトリート企画に賛同して頂き、大変光栄に感じております。

 

沢山の愛を有り難うございます。

 

 

AYURVEDA は

よく生命の科学とも良く言われますが、VEDAの本当の直接的なサンスクリット語の意味は 「知識、智慧」という意味の方が近いと学びました。科学という意味はどちらかというと検証して見える物、立証出来る物があって 科学という表現がありますが、 アーユルヴェーダもヨーガも 本質=魂、超越意識についてを説く聖典があり、それは 内在の中にあるものは、視覚では見えないものだったり、例えばヴェーディックアストロジーでもこれを取り扱いますが、精神にも植物にも含まれる 自然エネルギーには、特異的作用(prabhava)=特別で不思議な力作用 も存在するという観点も含まれております。それゆえ、生命の知識 智慧 の方がより近いのではないかと感じます。 

様々な角度で表現がある中でも、具体的に教えてもらえるのは やはりサンスクリット語を良く理解している人から学ぶのが、しっくり来るとでもいいましょうか、、、ですのでインドでゆっくり時間をかけて色んな話しを聞けて良かった事の一つです。

 

また15年のアーユルヴェーダプラクティショナーとして経験を持つ先輩でもあり主人でもある人生のパートナーと 暮らしの中で 毎日の様に健康話にも飽きず、自然の中で静かに暮らしています。

そこからも、日々学びがあり、薪を割ったり、井戸の水を使い、家庭菜園しその野菜で 食事を共にし暮らしていけるのは、本当に有り難い事なんだと実感しております。なぜなら、自然の要素、本質を身近で五感を使って感じれるからです。基本に戻ってアーユルヴェーダを学ぶなら、人間がより自然に戻る事が一番です。自然生活からの気付きは アーユルヴェーダの教えの中で多いに効果を発揮してくれます。

 

アーユルヴェーダを学んでからは、生まれ変わったかの様に 実生活が がらっと変わりました。

 

日本やアメリカ生活の中で 特に自然の中での暮らしである、土から作る農作、自分で収穫した新鮮な野菜、スパイス料理の毎日の家庭料理は 自然からの恩恵を頂く事によって、自然への敬意についても学ぶことが出来ます。日々の実践を重ねる事で、以前よりも その恩恵から より深い気付きがある訳です。

また、自宅の森に 野生の鹿や小動物の動物もやってきますし、お互い安全かそうでないか、直感的に波動を使って 生きる物同士がテレパシー的な会話で成り立っている様な気がしてなりません。 

瞑想もそうですが、こういう体験も、直感を養うのではないかと思います。

 

この様な暮らしぶりもブログにも少し紹介しておりますが、お会い出来た方々に直接お話が出来たら嬉しいですね。

 

インドで暮らしていた頃は 

本場の薬草を扱って製薬過程を体験、ケララ州のアーユルヴェーダ病院での学び、インド人のドクター達やセラピスト達、伝統武術師、占星術師やヨーギー達との交流があって、長期のパンチャカルマ体験、インド人の料理から学ぶ事が出来たという利点から 今考えると、その経験がなければ ハーブや料理好きの家庭料理に留まっていたこの私が、この様な型ちで 皆にお伝えようとしている情熱は、現在に現れて来なかったのではないかと思います。

 

これらの学んだ事が、長年の実践の中でしっくりと身にしみて来る部分ですね。

例えて言うならば、天然の調味料でよく漬かった食べ物は 発酵食品でも照り焼きにしても、旨みと濃く深い味がします。

さて、現在の私はどの位漬かっているのでしょうか。。。この先その風味を壊さない様に、丁寧に大事に愛を持って扱わなければなりませんね。

 

 

インド家庭料理にしても、その基本の延長線上にアーユルヴェーダの薬を作る行程は、古代から伝わった料理の応用編です。 例えば、チャツネ(ジャム)の様な料理はアヴァレーハという薬の名前となりますが、製造法は同じです。発酵酒でワインと似た様な薬酒があります。アリーシュタや もっと簡単な製造行程のものはアサヴァと呼ばれます。

広い地域のインドの家庭料理は様々で カレーでも全てが同じ調理法では無いですが、インドの一部の地域で家庭料理の体験をした私には 古代から伝わる料理法を観る事ときっと同じかも知れないと感じる事もありました。 

本場インドの家庭の台所で、少しでも学ぶ事が出来た事に喜びを感じます。 これからも、尽きる事無く色々と料理研究は続きます。

これらの全ての体験が私という個性を通して お伝え出来る事に感謝いたします。

 

 長くなりましたが、私のコラムを読んでくださり有り難うございます。

 

屋久島リトリートにご興味がございましたら、是非お問い合わせくださいませ。

 

リトリートでは、皆がルールや秩序を守り、お互いの豊かな時間を共有し合いながら 協力、助け合いの場をつくり、楽しいリトリートにしましょう。

 

わたくし、シーター由美子先生、料理アシスタントの知香さん(以前も私の御手伝いしてくれた素晴らしい仲間)と一緒に 三日間、一生懸命進行させて頂きたいと思います。

 

 

どうぞ宜しくお願いいたします。

皆様のご参加を心待ちにしております!

 

KAYOKO THOMAS

 सर्वेशां स्वस्तिर्भवतु । सर्वेशां शान्तिर्भवतु । सर्वेशां पुर्णंभवतु । सर्वेशां मङ्गलंभवतु ।
 शान्तिः शान्तिः शान्तिः ॥